ごあいさつ

院長挨拶

しいな脳神経外科クリニック院長の
椎名巌造(しいなげんぞう)です。

院長写真
私は、昭和57年に自治医科大学を卒業し、一般外科・消化器外科で研修の後、昭和60年に東北大学脳神経外科に入局してから、 脳外科医として30年になろうとしています。

ここ原町には、平成8年に渡辺病院に赴任して以来、早いもので18年になります。
 勤務医時代よりも一層患者さんとの身近な触れ合いを通じ、微力ながら地域医療に貢献したいと考え開業して5年目に入りました。
 平成23年3月11日の震災と原発事故では、職員全員が退職する事態となり一時は休診を 余儀なくされましたが、2週間後の4月3日には診療を再開できました。
 しかし、現在スタッフ不足によりやむを得ず診療時間を短縮中で、ご迷惑をお掛けしていますが、 近隣の医療機関との連携はより緊密になったように思います。

 当クリニックは、浜通り地方北部において唯一の脳神経外科クリニックで、入院・手術などが必要な場合は、南相馬市立総合病院の副院長である 及川友好先生と緊密な連携を図りながら、一次救急患者さんにも対応し、相双地方脳神経外科チームとして頑張っております。
 私も、平成23年10月に腎臓癌の手術をした時に死を覚悟しましたが、震災や震災関連で意に反し尊い命を奪われてしまった方々の無念さを思うと、 生かされた者として一層責任の重さと地域医療に対する思いを強く感じるようになりました。

 しいな脳神経外科クリニックは、病気の早期発見と治療だけでなく、皆様とともに健康維持と予防を考える「かかりつけ医」をめざします。
 震災からの復旧・復興への一助と多くの地域住民が安全で安心できる医療環境づくりのために、脳疾患を中心とした地域医療に全力を尽くす覚悟です。

設立理念

スタッフ全員が「患者さんの立場に立った医療を行う。」という共通した認識のもと、最新の医療機器を備え、 医療技術の向上と人格形成に日々努力することを使命と考えています。
可能な限り救急診療も行い、少しでも地域医療に貢献したいとの理念でクリニックを設立しました。

基本方針

1.安全で質の高い医療を提供します。
2.安心で快適な医療環境を整備・提供します。
3.納得して検査・治療を受けて頂けるよう懇切丁寧な説明を心がけます。
4.患者さんとの意思疎通を大切にします。
5.誠意と笑顔を忘れず、気配り、心配りを大切にします。
6.患者さんの権利を尊重し、個人情報に配慮した診療を行います。
7.地域の皆様とともに震災の復旧・復興に寄与できるよう努めます。

院長略歴

昭和31年2月29日
昭和57年
昭和60年
昭和60年
平成 3年

山形県長井市生まれ
自治医科大学 卒業
長井市立総合神経外科 外科勤務
東北大学脳神経外科 入局
長井市立総合病院脳神経外科 勤務
仙台市立病院脳神経外科 勤務

その後、東北大学脳神経外科、広南病院、岩手県立宮古病院、釜石市立病院などに勤務

平成 8年

渡辺病院 脳神経外科 赴任

平成21年8月3日

しいな脳神経外科クリニック開院

資格

・脳神経外科学会専門医
・脳卒中学会脳卒中専門医
・麻酔科標榜医
・医学博士
・日本医師会認定産業医

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